久々の投稿です。デルフト工科大学を修了して早一年あまり。数多のことが過ぎ去りました。。。東南アジアや中東など諸国放浪?していた気もします。来年の4月から、Ph.dでAfrican Urbanismを再開する予定です。詳細は決まり次第アップします。

先日、オランダ高等教育国際協力機構(Nuffic)から選考結果の通知があり、「オランダ高等教育国際協力機構(Nuffic)給費派遣Holland Alumni delegate」というものに選抜されました。11月4日〜8日までハーグに滞在、国際会議(Holland Alumni Conference)やワークショップに招待されています。


Holland Alumni Conferenceとは、オランダ政府(Nuffic)から選抜されたオランダ留学卒業生を世界中から一同に集めて、現代の複雑かつ横断的な社会問題をインタラクティブかつシステミックに議論する国際会議です。オランダ高等教育機関はもちろん、企業や国際研究機関も参与し、高密度なコラボレーションや国際ネットワークの形成を目的としているようです。

今年の「Holland Alumni Conference 2009」は、2005年から2009年の4年間に、オランダの高等教育機関へ留学かつ修了した世界中からの全留学卒業生を対象に選考が行われました。ただ、政府指定の73カ国のいずれかの出身で(日本は含まれている)、7つの部門(Agricultural Sciences/ Management & Business Studies/ Geosciences/ Water Management/ Arts, Design and Architecture/ Social Sciences/ IT)のいずれかを修了したものに限ると補足されています。また定員数は計100名となっており、選抜されたものには、オランダ政府(Nuffic)から渡航費・滞在費など、その一切が給費(award)される魅力的な特典(grant)がついてきます。

今年は、応募総数が予想をはるかに超えたため、当初予定の9月26日合格発表を延期するメールが事務局から届くなど、選考プロセスは難航した様子でした。。。定員枠が100名といっても7つの部門があるので、実際は各部門の定員は約15名ほど。またオランダ全土にわたる4年間分の留学生総数の規模の大きさや、全体として73カ国のダイバーシティを確保すること(1カ国から1、2名程度の代表選抜)、ならびに男性・女性の比率を50:50にする旨などの明言があったため、狭き門に加えて、選考する側もさぞかしひと汗かいたことと察します。

Application formの内容はというと、現在closeされてしまっているので簡単に説明すると、Education HistoryとReference(推薦人)の名前・連絡先、そしてMotivation Letters(2題)でした。成績証明書や卒業証明書は要りません(といっても、推薦人への連絡などで補足される)。Selection Criteriaはこと細かく決められていますが、まず重要なのは、いうまでもなく、Motivation LettersがConferenceの目的と合致しているか、だと思います。今年の目的はというと、「exchanging knowledge worldwide」といった抽象的なもの。これを足掛かりにして、いかに次の2題のMotivation Lettersを書き上げるかで半分は決まってしまうかもしれません。1題目は「Why would you want to participate in the Holland Alumni conference?(750字)」、2題目は「Please describe why you think your qualifications and experiences in your field of expertise make you a suitable candidate for the conference?(1000字)」といった感じ。ありきたりなConferenceの目的とお題に困惑する志願者が多かったことと思いますので、具体的なオリジナリティのある経験と成果を上手くConferenceの目的に符号させられればよいのでしょうが、それでも志願者が多いので決め手には欠ける気が、、、。さらに重要なのは、志願者のスキルやナレッジがカンファレンスやワークショップを遂行していけるだけのレベルに達しているかを吟味されると明言されています。Nufficだけでなく、Dutch higher education institutions や各専攻部門の専門家たちがselection processに加わり、それぞれ独自に設定してあるspecific requirements(公表されていない)を満たしているかを判断するとしています。成績書は出していないので、Education HistoryならびにMotivation Lettersに触れてあるexperiencesやtrack records、そして推薦人との確認などにより決められると思いますが、実態は分かりません。。。

とにもかくにも、決まって一安心。私の専攻部門は「Art, Design and Architecture」。議題は「Designing coexistence- thinking about the inclusive city」。世界中から選抜された15人のHolland Alumni delegatesがこの議題に取り組むとのこと。

再び、オランダです。