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    <title>bumba/weblog</title>
    <link>http://bumba.pallanoia.org/</link>
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      <title>bumba/weblog</title>
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 <title><![CDATA['Stedenbouwkundige' : オランダ政府公認アーバニスト]]></title>
 <link>http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=20</link>
<description><![CDATA[先日戴いた学位「Ir. (Ingenieur) = MSc」により、政府機関 <a href="http://architectenregister.nl/">(SBA)</a> へライセンス登録の申請を行った。フランスの<a href="http://www.sfjti.org/a&amp;u/planning/kyoiku.html">DPLG</a>と同じく、デルフト工科大学MScも(ArchitectureとUrbanismコースのみ)、professionalのためのdiplomaコースとして国家から公認されている。つまり、diploma=Licenseとみなされている。僕の場合、Urbanismを専攻したことにより、「Registered 'Stedenbouwkundige' (Urbanist): オランダ政府公認アーバニスト」となることが決まった。ちなみに、<a href="http://www.bk.tudelft.nl/live/pagina.jsp?id=f58adc34-434b-4adb-ba8d-09d9c22d4e08&amp;lang=en">European Postgraduate Masters</a>や他の専攻 (<a href="http://www.tudelft.nl/live/pagina.jsp?id=7b325db4-4ba8-4d47-ab95-c30c718cbda5&amp;lang=nl">Real Estate & Housing</a>や<a href="http://www.buildingtechnology.tudelft.nl/live/pagina.jsp?id=85cda72d-438f-44d7-9dd0-8303bc069581&amp;lang=nl">Building Technology</a>) は国家からaccreditされておらず、ライセンス申請できないので、新入生あるいは受験される方は留意されると良いでしょう。交付までには数ヶ月を要するらしく、オランダなので、首を長くしないで待つこととします。<br />
<br />
]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=20</comments>
 <pubDate>Tue, 22 Jul 2008 06:50:23 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[Farewell Celebration 2008 at TU Delft: デルフト工科大学卒業式]]></title>
 <link>http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=19</link>
<description><![CDATA[<a href="http://bumba.pallanoia.org/media/2/20080713-photo ceremonoy.jpg"></a><br />
<br />
去る7月7日、卒業式が催された。「残念な」式典だった。天候が悪かったから、ではない。いまだに、<a href="http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=12">Internationalism</a>の途上から抜け出せずにいる不甲斐なさが、あちこちで感じられたからだった。「International Students のため」の式典。このあたりが先ず「ダメ」な部分、と思うのは僕だけだろうか。Internationalismを推し進めるのであれば、こういった「International」と「Domestic」の学生を区分けする思考は、もう払拭されるべきはずのものである。僕らは、デルフト工科大学がMSc Programmesの一部をInternationalにし始めてから数えて「10期生」にあたる。「節目の年だ」と、式典の挨拶に、Rectorは語りかけていたけれど、10年もたって、この式典のスタイルを続けているのは、なんともおかしな話である。大学当局は、僕らInternational Studentsを「お客様」のように扱っている感じを受ける。Internationalismを推し進めるため、粗相のないよう取り計らっているかのようにも映る。だとすれば大間違いで、僕らが望んでいるのは、現地オランダ人と同等の扱いであることを、きちんと了解して、MSc Programmeの初めから終わりまで貫徹して取り組んで欲しいものである。もちろん、彼らの努力を全否定するわけではなくて、その成果は目を見張るものであることは付け加えておかなくてはならない。学位授与もダッチと同様に、個々のfinal presentationが終わった直後に手渡されるようになったし、一部MScカリキュラムで行われていたダッチとinternational studentsとの区別も極力撤廃される方針で動き始めている（ちなみに、Urbanism Trackでは、ダッチとinternational studentsは完全に同等の扱いで初めから終わりまで混ざり合って進められている）。なので、このFarewell Celebrationは、すくなくとも、ダッチ卒業生も混ぜた、盛大な式典として企画されて欲しかった。<br />
<br />
というわけで、当日は、数百名の参加者しかおらず、当局も「皆さん、もっと前に集まって」といわざる終えない寂しい状況となった。服装もばらばら。各国の伝統的な衣装をまとってくるのであればまだしも、もちろんそれらは数えるばかり。却って「とりとめのなさ」を露呈するものとなった。アメリカの卒業式で見てきたマントとハットを装った粛々としたものは用意されておらず（先生方のみ着用）、どうみても、それらは「自由」とは程遠く「だらしない」ものに映った。せっかくダッチ仕様のマントとハットがあるのだから、先生方だけではなく、学生も共有してしかるべきである。International studentsには貧しい国から来ている人も多い。そうしたマントやハットがなければ、自然と、その服装にも格差が出てきてしまう。艶やかに装うことが、却って心苦しくもなる。「だらしなさ」と「格差」が、大きなバケマ設計の大講堂の前方に無理強いに固められた小さな集団からあぶりだされた。本当に、残念である。<br />
<br />
式典の内容は、主にInternationalismの歩みを包括。International studentsの学生数の増加と国際的な学術成果をアピールしていた。学生数について触れると、僕らの2006年度は393名が登録。翌年の2007年度は550名、今年2008年度は600名以上にものぼるとのこと。ちなみに393名中、124名がなんと建築学部生。また、393名中、63％がアジア人。その半数が中国人。デルフト工科大学のInternationalismは、どうやら建築学部生と中国人によって支えられているといって良さそうである。国際的な学術的成果については、デルフト工科大学にとって実り多い年だったようだ。とりわけ3つのハイテック産業、「自動車」「航空宇宙工学」「ロボット」において、功績を残したとのこと。知る人も多い2年に1度のオーストラリア砂漠地帯で行われる世界ソーラーカーレース「<a href="http://wsc.org.au/">World Solar Challenge</a>」において、デルフト工科大学の<a href="http://www.tudelft.nl/live/pagina.jsp?id=a43ae927-9cc7-4716-ab01-c4795f6c11a3&amp;lang=en">Nuna4</a>が今年も優勝。これにて、2001年から4大会連続の優勝といった快挙を成し遂げた。ナノ衛星の打ち上げも記憶に新しい。2008年1月、デルフト工科大学アマチュア衛星チームは、ナノ衛星「<a href="http://www.tudelft.nl/live/pagina.jsp?id=85446470-9d4b-4fca-b539-12d82079e0cd&amp;lang=en">Delfi-C3</a>」を世に送り出した。牛乳箱ほどのサイズというから、いかにハイテックが凝縮されているかが伺える。去る5月に大題的に発表された新世代二足歩行ロボット「<a href="http://www.tudelft.nl/live/pagina.jsp?id=f58fa261-f359-4d83-81ce-78bc182750ea&lang=en">Flame</a>」も輝かしかった。学生の博士論文とのことだが、ホンダの<a href="http://www.honda.co.jp/ASIMO/">アシモ</a>とはまったく機構のことなる「前のめりに倒れる」モデルを採用した世界初のロボットとのこと。人間歩行の複雑系を解き明かしたことで、より自然な歩行を実現することに成功した。いずれも注目に値するのが、これら3大開発が学生と教授によって進められているということ。ロボットが博士論文というのも驚きだが、とにもかくにも、デルフト工科大学の保有するコンテンツには目を見張るものがあるので、Englishで学ぶことが出来る<a href="http://www.tudelft.nl/live/pagina.jsp?id=ff0903a3-aec0-4bc8-a0f0-6c6df739a9a6&amp;lang=en">MSc Programme</a>は、米国や英国とならび、今後そのpopulalityを獲得することは時間の問題なのかもしれない。<br />
<br />
<a href="http://bumba.pallanoia.org/media/2/20080713-year book.jpg"></a><br />
<br />
そうこうしている内に式典も終わり、いつものごとくparty time。バンドやカクテルライトが飛び回るなか、グラスを交わし、抱擁を繰り返した。卒業アルバムとして、MSc Yearbook 2008なるものを戴いた。これは、なかなかよい贈り物。世界中の学生たちがここに集い、どのようにここで営み、苦難を乗り越え、喜びを分かち合ったのか、各々掲載されているレポートから、それらが読み取れて楽しい。ただ、これらも残念ながら、International studentsのみを対象にした企画物。次の10年へ向けて、デルフト工科大学には更なるInternationalismの飛躍を願いたい。<br />
<br />
2年間の留学生活がこうして幕を下ろした。僕の友人の殆どは滞在延長を申請している。仕事を探すか、Ph.d.で残るかで悩んでいる。僕はというと、さっぱりこの地を離れることに決めた。今年の初めに起きた一身上の出来事と、去る5月の<a href="http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=14">建築学部棟全焼</a>から、「ここに滞在するという流れ」が淡く消え去りつつあることを感じたからだ。もちろん30代という年齢も大きく左右している。とにもかくにも、僕はオランダはデルフトの地をこの夏に立つ。月並みだけれど、聞かれれば、「よい2年間だった」、と素直に答えられる、そんな留学生活を送れた。心から感謝したい。<br />
<br />
<a href="http://bumba.pallanoia.org/media/2/20080713-farewell party.jpg"></a><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=19</comments>
 <pubDate>Sun, 13 Jul 2008 22:28:34 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[MSc Diploma of Faculty of Architecture at TU Delft: 学位授与]]></title>
 <link>http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=18</link>
<description><![CDATA[<a href="http://bumba.pallanoia.org/media/2/20080628-flier of my thesis.jpg"></a><br />
<br />
6月27日、Defense of dissertation（最終公開審査会）が催され、首尾よく合格。Diploma（学位：Ir.= MSc.)も授与され、修了となった。5回の審査会、2年間の留学。マラソンのようなロードだった。呼吸も落ち着きを戻したところで、Defenseを振りかえりつつ、その評価やオランダでの学位（Ir.）について記してみる。<br />
<br />
先ず、評価から。結論からいうと、「8.0」のmarkを戴いた。オランダでは<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Education_in_the_Netherlands#Grading">10段階評価</a>を敷衍していて、8.0以上は、通常10-15%のstudentsしか与えられないと聞く。「8.5」のhonorable mentionまで、「半歩」届かずに終わったけれど（実際は8.2。roundされ8.0）、アフリカというchallengingかつ未知のフィールドに踏み込んだこと、4人のジャッジの多彩かつインターナショナルなバックグランドなどを考えると（ブラジル、ペルー、オランダ、ドイツからの4人）、この結果はacceptable、といったところか。ちなみに僕のstudio、「Global Metropolises in Transformation」は、今年12人中10人をfinal（2人延長。共にダッチ）、3人のhonorable mention、2人の8.0を輩出する好成績を収めた。こうしたコンペティティブな環境は、今にして思うと、良好な結果を導くエンジンだったのだろう。<br />
<br />
学位について記すと、このMaster of Science。オランダでは「Ir. (Ingenieur）」と訳される。発音から分かるように、「エンジニア」である。中身はともかく、このタイトルが品格をもって扱われているヨーロッパ大陸国の社会・文化的な習慣にはculture shockを受けた。その証拠に、オランダでは、名刺に必ずこの「Ir.」が付記されている。たとえれば、Ir. Bumba Takeとなる。日本ではちょっと考えられない。誰も名刺に「修士（工学）」と付記する人はいない。Ph.d.がさらに授与されれば、Dr.Ir. Bumba Takeとなり、プロフェッサーに昇進すれば、Prof.Dr.Ir. Bumba Takeとなる。常についてまわるタイトル、それが「Ir.」なのである。でも、こうした5回の審査会を敷衍するシステムや、卒業後に国家公認のregistered architect / urbanistのタイトルが付与されるヨーロッパ大陸国の姿勢などを踏まえると、どうやら「修士」といっても、国や地域が変われば、その品格は様々のようである。昨今のボローニャ宣言によるアメリカのような「BSc / MSc」の導入による異論が未だに払拭できていないのは、こうしたヨーロッパ大陸国の教育システムと観念が、アメリカのそれと同一視できないところから来ている。学位授与の所作も、日本と真逆で、集団の卒業式の中で授与されるのではなく、一人のプレゼンが終わった直後に、一人に対して一つの場が与えられ行われる。Diplomaも、僕が署名しなければならない欄が大学のBoard of Examinerの署名の隣りに設けられている。この「署名する瞬間」が、人生においてmemorableな時間であるらしく、皆、この瞬間にシャッターを切りまくる。positiveな意味において、異文化体験をさせてくれた。<br />
<br />
さて、Defenseはというと、30分間のプレゼン、15分間の質疑応答、そして30分間の結果・評価プロセスの報告、学位授与という構成。僕のpptプレゼンは90枚あまり。発表時間は正確に30分間に仕切られているので、各スライドについて、シンプルかつクリアーなコメントが要求されていた。タイトルは「Pedal City: Alternative Urban System of Mobility and Accessibility to Urban Services for Self-orgaizing Economici Activiities in Slums of Lusaka, Zambia」。要点は、「爆発的に都市化とスラム化がパラレルに加速していく発展途上国アフリカはザンビアの首都ルサカにおいて、いかにして、スラム人口の大部分を占有する女性と若者の自発的な社会・経済活動を推進するための都市機能へのモビリティとアクセシビリティを発展させるか」というもの。socio-spatialに統合されたurban designが最終案として求められた。ザンビアの首都ルサカは、「dual city / fragmented city」の典型として知られる。南北を貫く鉄道を挟んで、高所得者と都市機能が集中する東部と、スラム化とインフラの未整備な荒廃した環境が加速する西部といった、空間的にも社会的にも強度なコントラストを保有した大都市でのurban designである。70％もの市民がスラムに居住しており、その大部分が女性と若者。昨今では、海外の政府や企業・団体からの寄付に依存する開発の限界が指摘されてるなか、いかにして、貧困層が自ら立ち上がれるような手立てを打つか。これは横断的・学際的なテーマとして、国連を始め、様々な機関が従事している深刻な地球規模のテーマの一つである。とはいうものの、高だか修了設計。トピックのスケールダウンを身の丈に応じて行い、あるスラム地域に限定した都市機能へのモビリティとアクセシビリティを高める代替案としてのurban systemを中心テーマに据えた。詳細はまたの機会にて補足するけれど、昨年の春のセメスターにおいて参加したアフリカのfield tripをたたき台として、今年一年間、5回の審査会を経て推進させた。<br />
<br />
とにもかくにも終わってみると、何事もそうなのだけれど、あっけなく、そして、あっという間である。仲間との祝杯・抱擁のひとときも束の間。1週間後には卒業式。そして、皆、未来の扉へむかい、世界へ散っていく。]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=18</comments>
 <pubDate>Sat, 28 Jun 2008 23:01:11 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[What a wonderful pasta was that!: The Netherlands blew up Italy!]]></title>
 <link>http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=17</link>
<description><![CDATA[<a href="http://bumba.pallanoia.org/media/2/20080611-netherlandsworldcupblogorg2.jpg"></a><br />
<br />
おおっー。<br />
オレンジ軍団がついにやりました。<br />
ワールドカップ優勝のイタリアを3-0で撃破。<br />
1978年以来、30年ぶりの快挙とかで<br />
（ずーとイタリアに勝てなかったらしい）、<br />
デルフトも揺れに揺れました。<br />
<br />
先日からこの「Euro 2008」が開幕。<br />
ヨーロッパNo.1を決める本大会、<br />
オリンピックよりも重要なイベントという注目度もあって<br />
昨晩は、絶叫やクラクション、花火までもあがる賑わい。<br />
<br />
得点が入るたび、<br />
そこらじゅうの集合住宅のベランダが<br />
人で犇き、<br />
手摺は打楽器にかわり、<br />
合唱がこだましました。<br />
<br />
流石に、<br />
論文も机の片隅へ追いやることにして、<br />
ワインボトルをあけて<br />
ベランダから、祝杯を<br />
あげることにしました。<br />
<br />
Go for it! Oranje!!<br />
<br />
(09 June 2008 Bern, Photo: Netherlands.worldcupblog.org)]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=17</comments>
 <pubDate>Wed, 11 Jun 2008 05:25:33 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[beyond the disaster, toward a movement: デルフト工科大学建築学部棟国際デザインコンペティション]]></title>
 <link>http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=16</link>
<description><![CDATA[<a href="http://bumba.pallanoia.org/media/2/20080606-urgent meeting.jpg"></a><br />
<br />
「運動」好きな国だな、と思った。もちろん、architectural movementの意味だけれど、僕は、体育会系の意味での「運動」も、ここに見出している。既にこれまで、パレードやら、フェスティバル、学生自治体組織によるワークショップなど、その動きは、行動力も重なりあって、推進されている。心技一体。May 13の惨事から、どのようにコミュニティーが立ち上がり、建築学部がリカバリーとディスカバリーの軌跡を獲得するのか、当事者として、ここデルフト工科大学の新たな産声に耳をすましている。先日届いた学内メールは、建築学部が「運動」へ向けて、スタートラインにあることを伝えた。タイトルは「The first step to a new Bouwkunde building!」。デルフト工科大学建築学部棟国際デザインコンペティションのためのプレコンペティション開催の知らせだった。今週末の6月7･8日にて行われる。公式の発表で「デルフト工科大学建築学部棟国際デザインコンペティション」の単語をはっきりと使ったのは、僕が知る限り、これが初めてだった。そのためのプレコンペティションのコンテンツに、「運動」化のダイナミズムを見つけたことは、想定内だけれど、少しばかり楽しませてくれた。「建築学部棟の新しいビジョンを見出し、今秋の<a href="http://www.labiennale.org/en/biennale/">ベニスビエンナーレ</a>に出展する」という宣誓文だった。ジャッジはかなりのhigh profile。MVRDV、Riedijk、NAi　Director、ほか、dutch architectsにより占められている。だから「運動」だ、というわけではなく、このデルフト工科大学建築学部棟の新築が、ストラテジーとして、ローカルスケールからナショナル、そしてグローバルスケールまで機能する「運動」として位置づけられていることを感じたからである。ベニスビエンナーレへの出展は、はっきりとした「運動」の「trajectory」をグローバルスケールまで押しすすめる、それは意思表明だった。「<a href="http://www.labiennale.org/en/architecture/exhibition/">Architecture beyond buliding</a>」。ご存知の通り、これはベニスのビジョンだけれど、デルフトは、「Architecture beyond building は、デルフト工科大学新築棟のテーマとなり、また、世界へのムーブメントとしてベニスにて位置づけられる。この流れは、オランダが舵をとっている」、という線を自覚しているようである。ちなみに、このベニスのビジョンの提唱者は、Aaron Betsky。前NAi Directorである。今回のプレコンペティションのジャッジの一人、新NAi Director の Ole Boumanは去る5月にBetskey をRotterdamに招待し、ベニスビエンナーレの進捗のためのプレゼンテーションを依頼した。そのBoumanがデルフト工科大学のプレコンペティションのジャッジをつとめる。そして、ベニスへ出展させる。そのベニスの主導権が、NAiの前DirectorのBetskyによってオランダへ譲渡される。こうした線である。「更新しつづけることがモダニズムの態度」と乱暴に定義すると、焼失は、「更新」として、受け止められる出来事なのかもしれない。人災がなかったからこそ、事のほか、ポジティブに「運動」へ転化させられるともいえる。けれども、こうした「運動」へのマグマは、内部のものならすでにMay 13以前に知覚しており、大げさでもなく、沸点近くまでに達していたことは、疑う余地のないものだろう。Docomomo提唱者のデルフト工科大学は、皮肉にも、「保存」と「更新」の狭間で、しばらく苦しんでいたのである。Bakemaの冷たい閉鎖的なコンクリートビルディングとマス教育、一方でInternationalismによるポジショニングと、横断的かつ、コラボレイティブな環境の必然性。この苦悩な状況をWiny Maas は、B_NIEUWS 10で簡潔に述べている。「グローバルレベルで競争するには、確固たるオリジナリティが必要だ。デルフトは、残念ながら現時点で、<a href="http://www.gsd.harvard.edu/">Harvard</a>や<a href="http://www.arch.ethz.ch/darch/index.php?lang=en">ETH</a>の後塵を拝している。これは我々の名声に対して由々しきことである。デルフトは、はっきりとしたディレクションを持っていない。それはスーパーマーケットのコンセプトのようなものだからだ。これからのデルフトに必要なものは、stubbornでrebelliousな態度である」。Winyは、フィジカルな環境の変革も訴え、Bakemaの建築学部棟に対しても言及する。「建築学部棟はvertical bar codeへ更新されるべきだ。不動産学部のフロアー、Arupのフロアー、West8のフロアー、OMAのフロアー、UN StudioやNOXのフロアーへと。これらは互いに連携され、触発されやすいものとされるべきだ」。また、「世界を代表するオランダ建築家たちとのコラボレーションをもっと推進させるべきだ」。とも述べていた。デルフトはコンサバなのである。だからこそ、著名なダッチアーキテクトたちも、敬遠する。その悪循環を指している。ただ、昨今、急激なデルフト工科大学の<a href="http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=12">internationalism</a>に対する変革の効もあって、徐々にleading dutch architectsがデルフトへ参画し始めている。かのWinyも喜ばしいこと、と賞賛し、さらなる推進を叫ぶ。正直、vertical bar code?! と（？）な印象をもつけれども、伝えたかったことは、このMay 13という惨事が、様々な伏線を束ね、「運動」へ転化する、ダイナミズムを生み出しているということ（ここに、オランダのモダニズムの旗手としての気概を感じてしまうのは、いささか内部性としての「ひいき」か）。20世紀後半のモダニズム運動の礎を築いた1956年CIAM崩壊を導くTEAM10の誕生、その主要メンバーであったBakemaの建築学部棟の崩壊、といった構図にdramatizeされているのかもしれないけれども、beyond the disaster, toward a movement。しばらくは目が離せないデルフト工科大学建築学部なのである。<br />
<br />
<br />
(Urgent Meeting for Faculty of Architecture at Aula of TU Delft, 15 May 2008, Photo: Author)]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=16</comments>
 <pubDate>Fri, 6 Jun 2008 20:46:25 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[GO / NO GO]]></title>
 <link>http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=15</link>
<description><![CDATA[去る5月30日(金）、第4回目の修了設計 (dissertation) 審査会が行われ、お蔭様にて無事「GO」の結果を戴きました。7月修了が決まったのと同時に、オランダ政府公認建築・都市計画家に登録できることとなりましたので、お知らせいたします。この場を借りて、皆に感謝いたします。<br />
デルフト工科大学は、修了まで全5回の審査会（最終は公開審査会: defense）をパスしなくてはならない仕組みをとっています。審査員は全部で4人、その中の一人は外部からの審査員で構成されています。この4回目の審査会、とりわけ重要な位置を占めており、ここで最終公開審査会に値するものに到達しているかどうかが判定されます。いいかえると、これをパスすれば、最終審査会で落とされることはまずなく、したがって、修了が、非公式ですが、決定されます。「GO / NO GO」は、そうした重い響きをもって、教授、学生の間で認識されています。なので、この4回目までに殆どのコンテンツを終えて、プレゼンをするよう強いられます。何か欠けていれば、「修了延長」を相手に誤読させてしまうからです。この期間は本当にbuzzyです。<br />
<br />
評価項目も多岐に渡っており、事前に確認することができます。かなり、体力戦です。。。僕は年齢的にも、ちょっときつかったのですが、各審査会のたびに、自ら間に合わないと認識し、修了期間を延長するもの、「NO GO」を頂戴してしまったものなど続出するので、額の汗のようなものをぬぐったのを思い出します。幸い、僕らのstudioは、多国籍軍（？）だったので、スクラムを組み、励ましあい、ディスカッションを繰り返したお蔭で、多くの人がこの第4回目の審査会を通過しました。チームプレイは不可欠です。<br />
<br />
とにもかくにも、defenseまであと1ヶ月。ジャッジの一人が、「アフリカ・ザンビア政府にプレゼンしよう」とポンと肩を叩いてきて、またザンビア！?と、なんだか周りが騒がしくなってきたような気もしますが、とりあえず6月末に照準を合わせ、スパートをかけることとします。]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=15</comments>
 <pubDate>Mon, 2 Jun 2008 21:39:44 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[Faculty of Architecture at TU Delft destroyed by a Big Fire (デルフト工科大学建築学部火災)]]></title>
 <link>http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=14</link>
<description><![CDATA[<a href="http://bumba.pallanoia.org/media/2/20080514-tu delft.jpg">13 May 2008 13:14 Delft, Photo: www.nufoto.nl</a><br />
<br />
What a lousy day it has been!<br />
<br />
One of the renowned architectural heritages was gone a while ago: the building of Faculty of Architecture at TU Delft. A big fire fully destroyed the building as a whole on 13th of May. Based on an executive board, the fire started at 9:30 in the morning due to a short circuit in a coffee machine on the 6th floor, but it's not confirmed yet. Fortunately, no one could be hurt, but a huge loss for staffs and students...Now we have no places to keep the right tracks for everything, such as graduation projects, international full-scale research projects, public lectures and events. I'm also concerned about a bunch of new comers who are accepted from TU Delft for an academic year of 2008-2009.<br />
<br />
Who knows what's going on in the future, and who will build a new landmark there? We are completely in a mess...<br />
<br />
(13 May 2008 13:14 Delft, Photo: Nu.nl)]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=14</comments>
 <pubDate>Wed, 14 May 2008 02:27:19 +0900</pubDate>
</item><item>
 <title><![CDATA[Master of Science (MSc) in Continental Europe]]></title>
 <link>http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=13</link>
<description><![CDATA[先日、ロッテルダムのカフェで、アメリカ人の友人と夜長を過ごしていた。ETHを卒業し、West8で働いている彼は、デルフトのPh.D. を考えているということだった。その大学のProgrammeを議論している内に、とりわけMaster Programmeの国間の違いについて気づいた。幾人からapplicationについて質問を受けることもあるので、ここに記してみる。<br />
<br />
ヨーロッパ大陸ではMaster of Science (MSc)が日本の修士課程にあたる。結論からいう。日本と同等とはいえない。アメリカでいうMaster of ArchitectureやイギリスでいうMaster of Scienceとも違う。困ったものだ。ひとえに、「Master」といっても様々。日本語訳が「修士課程」の一つしかないので、こうした困惑がおこる。アメリカを例に、順をおって説明したい。もちろん、これは個人的な体験と見識に基づいたもので、一刀両断できない複雑さがある。簡単には比較できない。むしろ、個々人のbackgroundに応じて、参考程度としてこのtextを見てくれれば、と思う。<br />
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まずはアメリカ。ザックバランにいうと次の3つがある。Master of Architecture Degree (professional degree), Master of Advanced Degree (postprofessional degree), and Master of Science。Master of Architectureとは、簡単にいうと、いちから建築を学べるプログラム。米国公認のレジスターアーキテクトの受験資格も得られる。3年間だが、個人の経験に応じて、2年目からの入学も出来る。これは日本でいう学部課程＋修士課程の「設計・デザインの教科のみ」を集めてつくられたprogrammeと理解すると分かりやすい。だから3年で済む。日本では構造や設備、施工といった全部の科目をひととおり学ばせるので、倍の6年もかかる。一方、Master of Advancedとは、既にMaster of Architectureにあたる学位を修了しているもの、そして、職業経験があるものに対して、さらなるstep upを与える、いわば、日本でいう「生涯教育」（こういうと、個人的に、なんだか退職後の初老の人たちのイメージがつきまとう。日本語訳がつらいという理由のひとつ）のラインにあたる学位と考えられる。1年から1.5年のものが大半。おもしろいのが、こうしたprogrammeがMasterのDegreeとして称されている点。ただ注意したいのは、前述したMaster of Architectureとは政策的に異なること。レジスターアーキテクトとしての受験資格は通常得られないことは大きくことなる点（もちろん個別の経験に応じて弾性的な措置はある）。自分のブラッシュアップしたいことにfocusできて、短期間で終えられる人にはうってつけのプログラム。だけれど、日本語訳にするとこれも「修士課程」となる。最後にMaster of Science。これは後で述べるけれどイギリスのMScともヨーロッパ大陸国のMScとも異なるので注意。アメリカの場合には、Ph.D.のための準備コースと考えられている。イギリスやオージー諸国、そして香港で言うMPhil. のようなもの。Research Degreeとも言われ、論文を完成させることが最大の条件となっている。1年から2年といった巾で用意されている。<br />
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こうして俯瞰してアメリカの「尺度」を得たところで、日本を見てみると、日本の「修士課程」が、アメリカでいうところの「Master of Architecture」の2年次・3年次コース＋「Master of Science」の論文を組み合わせたような感じに見えてくる。ただ、「Master of Advanced」というのは、実際に、Master of Architectureの2・3年次と重ねて行われることも多く、一概に独立したコースとも呼べない一方で、Urban DesignやDegital Designに特化したものもあり、煩雑極まりない。MITのSMArchSなんかは、「Master of Advanced」 と「Master of Science」を足して2で割ったようなprogrammeに見える。本当に様々。<br />
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視点をイギリスへ移してみたい。ここでもアメリカの「尺度」を頼りに見てみる。イギリスでは、次の3つがある。Diploma Architecture, Master of Science, and Master of Philosophy。結論からいうと、「Diploma」はアメリカのMaster of Architecture、「Master of Science」はpostprofessional degreeでMaseter of Advanced Degree、「Master of Philosophy」 は前述したようにPh.D.の準備コースみたいなものでアメリカのMaster of Scienceと見なせる。イギリス留学経験のある人たちの履歴に、しきりにDiplomaとかかれてあるのは、レジスターアーキテクトの資格を持ちうる（持っているわけではなく）コースを修了したことを示している。ここでも、アメリカと同様に、全ての学位について、修了すれば「修士課程」と訳せてしまう。<br />
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最後に、ヨーロパ本土。同様な手続きを踏んで解釈すると、本土では2つ。Master of Science, and Postgraduate Master Degree。「Master of Science」とはアメリカでいうMaster of Architectureの2･3年次でMaster of Advanceまでとはいかないくらいのレベルと考えると分かりやすい。ただ論文を強いられている点と、国家公認のレジスターアーキテクトの資格が「得られる」点が大きく異なる。反面、既にMasterも修了し、就業経験までしている人にとっては、少々「退屈」な部分もみられるコース。実際に、デルフト工科大学でもこの問題はinternational studentsの大きな不平の一つに発展している。彼らのバックグラウンドも様々であるにもかかわらず、アメリカのように、Master of ArchitectureとMaster of Advancedといった区分けはない。したがって、Master の学位もなく、就業経験もない地元の学部卒の学生と一緒にprojectをやらされたりする。実際これはたまらない。あるNorwayからきた優秀な女史が、不満増大にして、かのB-Nieuwsにその実体をさらしていた記事は興味深かった。粗く定義すれば、アメリカで言うMaster of ArchitectureとMaster of Advanced の中間くらいのもの、かもしれない。日本で既に修士を持っている人、ましては就業経験まである人で、さらにその技量を高めたい人は、この「中間」的な教育体制に注意してもらいたい。UrbanismとかReal Estateといった日本にないMScトラックにチャレンジすることはPlusかもしれないけれど。そうした意味合いにおいて、東大や東工大の一年も満たない交換留学制度は賢いのか、と頷いたりもできる。Postgraduate Master Degree については、アメリカやイギリスでも述べたようなMaster of Advanced Degreeにあたる。ただ、こうしたトラックを設けているのはまだ一部（ETHにはMAS:Master of Advanced Studiesという生涯学習コースがあり、EnglishのものではUrban DesignやLandscapeのトラックがある。Architectureはドイツ語必須）。ちなみにデルフト工科大学ではUrbanismに関して2つのpostgraduate courseが用意されている。Architectureはまだない。代わりにPh.D.であるDSD（Delft School of Design）がある。<br />
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というわけで、アメリカ、イギリス、ヨーロパ本土と眺めてきたけれど、「修士課程」と一口にいっても様々。そのcomplexな状況だけは伝えられたと思う。もちろん、こうした教育体制のみならず、個々人の経験知とやりたいこと、生活環境、経済的なものなど多くの要因が加算されてくるので、選択作業は困難を要する。その作業はとても汗をかくものであることは僕も知っているだけに、これからヨーロッパ本土を受験される人たちに、少しでも参考になればと思っている。]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=13</comments>
 <pubDate>Fri, 7 Mar 2008 01:04:20 +0900</pubDate>
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 <title><![CDATA[Internationalism at TU Delft (デルフト工科大学)]]></title>
 <link>http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=12</link>
<description><![CDATA[<a href="http://bumba.pallanoia.org/media/2/20080302-Winy programme.jpg"></a><br />
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デルフト工科大学は、国際化に向けて必死に思える。<a href="http://www.tudelft.nl/live/pagina.jsp?id=b10ab358-40cd-4ffd-896c-24075b83e7b0&amp;lang=en">工事現場</a>であるキャンパスのmain axis<a href="http://www.tudelft.nl/live/pagina.jsp?id=41c39542-8d86-4e48-9961-0d874681148b&amp;lang=en">「Mekeleweg」</a>を横目にふと考えた。<a href="http://www.mecanoo.com/">メカノー</a>による新しいキャンパスランドスケープが今年度中にも竣工する、そのコスメティックな政策だけでそう思ったのではなくて、建築学部のプログラム自体にもその波が打ち寄せてきている。受験シーズンが全米からEUへと移るこの時期には、都合のよい話題なのかもしれない。風の便りでご存知のひともいるかもしれないけれど、今年のSpring semesterから<a href="http://www.mvrdv.nl/_v2/">MVRDV</a>、Winy MaarsがMasterプログラムに事実上Facultyとして参入した。2008-2011年の<a href="http://www.thewhyfactory.com/">4年間のプロジェクト</a>ということ。受験生にとって、一目をおく情報だとしたら、大学側としてはしてやったりということになる。こうしたスターアーキテクトをお呼びして、客寄せパンダのような政策を振りかざしてきたのは、かの全米のトップスクールだった。現在、ヨーロッパ大陸国（イギリスと区別する意味で）でもその動きが生まれつつある。とりわけデルフトにフォーカスしてみると、いくつかのマイルストーンを見出すことができる。先ず、皮切りとして、1999年のボローニャ宣言で、ヨーロッパ全土で大学のシステムが一変した。Bachelor3年、Master2年の計5ヵ年プログラムを共通のフレームにしようというものだった。目的は、EU内のモビリティーを高めること。学生は自国にとどまらず、卒業まであちこちの大学で好きなプロジェクトに専念する。実際に留学している人なら体感していると思うけれど、ここデルフトでも、本当にセメスターが変わるごとに、新しいEUの学生がExchange studentとして流れてくる。しかも大量だ。もちろんinternational studentであっても、<a href="http://www.tudelft.nl/live/pagina.jsp?id=1c54a828-d1cc-42a0-aaae-718ac76dcd40">「Athens」</a>という制度をつかって、短期で好きな大学へ行ける。個人的には、どれも好ましい状況だけれど、オランダの大学群はこの政策をさらに世界へいち早く押し広げた国として知られている。英語によるMaster programmeの設立だった。イギリス以外に、ヨーロッパ大陸国で英語でMasterが学べるのは、とりわけ建築スクールにおいては、現在でも限られている。ETHでも、ドイツ語と英語の混在が続いているし、ヘルシンキ工科大学ではテスト段階としてのinternational programmeがあるのみで、英語によるMasterの学位取得は基本的に難しい。フランスではあきらかにフランス語だし、ドイツではドイツ語。もちろん、いくつかの大学では、英語による建築Master programmeは出始めてはいる。ただ現状として、その国の言語に精通していることが、Masterの前提条件であること、これに本質的な変革はまだみられていない（学部により異なる。MBAはことさらEU内でも英語によるMasterが基本となっている）。そうした中、デルフトは、英語による建築Master programmeを2002年から本格的に導入した。EU内のみならず、アジア、中東、そしてアメリカやカナダからも学生が流れてきた。建築学部は、現在、ETH、MITそしてBerlageと公式な関係を築いている。ちなみに、BerlageがAmsterdamからRotterdamへ移ってきたのはDelftとの連携を強めることだということは、現地でよく知られている話である。NAiはメインスポンサーでもあり、世界への発信へは事欠かない。そうした流れを受けて、スクールの核を明らかにしたのが2004年に発足した<a href="http://www.bk.tudelft.nl/live/pagina.jsp?id=e7242ed0-86d6-4a88-ba59-bfb4e2e8c297&amp;lang=en">DSD</a>(Delft School of Design)だった。これは、学部創設100周年と折り重なる記念碑的な出来事だけれど、対アメリカ、対イギリスを見据えた上での国際化への宣言ともいえる。実際、誰が買うのかわからないような、分厚い<a href="http://www.bk.tudelft.nl/live/pagina.jsp?id=bc66b099-e351-4011-81f7-dcb50738e731&amp;lang=en">DSD本</a>を3冊も世界へ一度に発売した。Advisery Boarding membersにも知る名前が並ぶ。Pinceton からBoyer、Cooper UnionからVidler、HarvardからHays、そしてBusquet、LSEからSociologistのSojaなどが連ねる。Faculty membersにも変化が現れた。FrettonがHarvardからやってくる。Jo CoenenがChief Government Architectからデルフトに就任、Claus en Kaan、Michiel Riedijkも2006、2007年から参入した。そして、今年、MVRDVとくる。随分賑やかになってきた。ちなみに、WinyはBerlageのnew diverse leadership strcutureにより、deanの一人としても兼任している。デルフト自体、Berlageと折り重なっているので、やりやすいのだろうけど、こうなってくると、デルフトのnew leaderへスポットが当たりそうなきもしてくる。現在は、Wytze Patijn（恐らく誰も知らないと思う）が2006年以降指揮をとっている。彼は現在60歳、オランダの建設省で勤務したあと、2000年にRotterdamで建築事務所を開設。建築から都市計画まで携わったいわば、「オランダ向け」のDeanである。ここだけ、まだ国際化のメスが残されている。一時期このDeanについてデルフトの機関紙「B-Nieuws」で特集されたことがあった。<br />
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<a href="http://bumba.pallanoia.org/media/2/20080303-BNIEUWS.jpg"></a><br />
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おもしろかったのが、学生自体、このDeanの顔さえ知らず、名前も覚えていない人が多かったという結果だった。全米のスクールでは信じられないような話だけれど、ここらあたり、アメリカの姿勢とヨーロッパのそれとの違いが浮き彫りになってくる。つまり、アメリカはエリート主義で、ヨーロッパは平等主義により大学が考えられているという最新のB-Nieuwsの記事だった。これはちょっと興味深かったので終わりに記してみる。全米のapplicationのselection processはとてもcompetitiveであることは知られている。倍率は何十倍ともいわれる。そして、tuitionも破格。対してヨーロッパは全般的に（一部のトップ大学は抜かして）門戸を開いている。tuitionもアメリカにくらべると本当に安い。自国の学生には授業料をとらないこともめずらしくない。この側面は、schoolのprogrammeにも影響しているというのが記事の中核になっていた。デルフトにもどすと、アメリカと比べて「マス教育」化しているというものだった。実際3,300人の学生が建築学部に所属している。そして、全般的に学生の平均値を高めることが、教育の普及という点で第一の目標とされる。卒業後、オランダの建築学部では、国家公認の建築家としての資格が与えられることもあって、この平均的な「質」を高めることは教育の平等といった国策と折り重なって映る。この点で、アメリカと大きく隔たりを感じる。どちらが良いかは、本人次第だけれど、おもしろいものが生まれそうな気分は、どうやらアメリカ（イギリスも一部ふくまれそう）に分がありそうな気もする。「おもしろい」というのは、世間的な意味であって、自分にとって「おもしろい」かどうかは、また別問題だからこまったもの。自分の追いかけたいものが決まっている人は、どこへいっても実りある留学生活を送っていることは事実。もちろん、アメリカ、ヨーロッパとカテゴライズする意味ではなく、デルフト工科大学がこうしたヨーロッパ的な平等教育からトランスフォームしている「Internationalism」の最中にあることだけは伝えておきたいと思う。<br />
]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=12</comments>
 <pubDate>Sun, 2 Mar 2008 04:55:45 +0900</pubDate>
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 <title><![CDATA['Go' to the 'Graduation Project' from the 'Thesis Plan']]></title>
 <link>http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=11</link>
<description><![CDATA[<a href="http://bumba.pallanoia.org/media/2/20080229-CBD in Lusaka.jpg"></a><br />
最後のセメスターが始まった。去るgraduation project「Socio-Spatial Sustainability in Lusaka, Zambia of Africa」の中間公開審査会: P2にて、「go」を戴き、今はただひたすら残り３，４ヶ月のロードを走っている。ところで、ちょっとこのgraduation projectのprocessに今回は触れてみようと思う。<br />
デルフト工科大学の<a href="http://www.bk.tudelft.nl/live/pagina.jsp?id=fcaa6e4e-4ca7-493a-b58c-7c31172cc0d0&amp;lang=en">レギュラーMasterコース</a>では中間発表なるものが4回あり、P1, P2, P3, P4, そして最終審査会のP5によって構成されている。P1-P2（計１セメスター）がthesis plan、そしてP3-P4（1セメスター）がthesis projectと割り振りされている。つまり1年間graduation projectに注げる。P1-P2では、残りの１セメスター内にて実行可能でかつ質と量の保証されるプロジェクトがプランニングされているか、が争点となる。TheoryとMethodologyの科学的アプローチの一貫性が要らしい。提出は「Theory paper」と「Methodological Planning」、そしてAnalysisパートと前述したそれら2つを合わせた「Integrated Booklet」の3点。P3-P4では、実際にgraduation pojectを遂行し、その結果（デザイン）が判定される。そうした意味で、P2, P4が公開審査会のno go/go機関として立ちはだかり、学生達を大きくふるいにかける。日本と比較すれば、この小刻みな監理体制に首を傾げるけれど、それぞれのphaseにこと細かく決められている「標準仕様/チェックリスト」には本当に驚かされた。詳細は省くけれど、それらを最低限満たしていないと、P2/P4では「no go」の烙印が押される。大学側との学位授受の契約の意味合いもあり、phaseごと、この「標準仕様/チェックリスト」に教授、学生ともども署名をしなくてはならない。マスターの学位の質を保証する役割を担っているとの説明があった。アメリカの建築教育ではどうなっているのか、気になるところである。<br />
<br />
話は変わるけれど、最近、「アフリカつながり」のようなものを感じている。昨年、お隣のライデン大学の国際カンファレンスとワークショップに参加したり、デルフト内での国際イベントのパネリスト、プレゼンターとして開催側からお声をかけていただいた。どれもアフリカについてであり、またアフリカに従事している人が、ブームの割には（昨年はイベント、カンファレンスがヨーロッパのあちこちで見られた）、まだそれほど多くはないこともあり、恵まれているといえばそうだともいえる。そして、最近、<a href="http://www.ethz.ch/index_EN">ETH</a>卒業生のアメリカ人と知り合う機会もいただけた。彼は、現在、<a href="http://www.west8.nl/">West8</a>に勤務しており、かの<a href="http://www.west8.nl/projects/all/governors_island/">Governors Island</a>のプロジェクトを担当している。ETH時代にAddisのプロジェクトをこなし、「アフリカつながり」にて知り合った。この前、<a href="http://www.dudok.nl/index.php?pageID=128&amp;n=15">Dudok Cafe</a>で4時間以上も話し込んでしまったけれど、その後、彼からのメールで、それをネタに、次回の<a href="http://www.labiennale.org/en/">Biennale</a>への出展が決まったことがわかった。ツワモノのようである。でもこれだから面白い。最近、少々脱力していたけれど、アフリカのプロジェクトにがっぷり4つに取り組む気概を取り戻せた。2年間のオランダ留学、すぐそこまで来ている。<br />
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]]></description>
 <category>General</category>
<comments>http://bumba.pallanoia.org/index.php?itemid=11</comments>
 <pubDate>Fri, 29 Feb 2008 03:28:31 +0900</pubDate>
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